プリントサービス | 作品データに合わせてプリント | CLIP STUDIO

[プリントサービス] コンビニで、高画質なプリント出力をする

[IllustStudio] 作品データの原稿サイズに合わせてプリント出力

IllustStudioから、作品データの原稿サイズに合わせてプリント出力する設定をしたあとに、プリントサービス用のファイル(拡張子:CWP)を出力する方法です。
1. メニューの選択
IllustStudioの[ファイル]メニューから[書き出し]の[CLIP プリント]を選択します。
2. 出力サイズと色深度の設定
[CLIPプリント用データの書き出し]ダイアログが表示されます。[出力サイズと色深度の設定]を次のように設定します。

色深度指定

カラーでプリントするか、モノクロ(白黒)でプリントするか選択します。

モノクロ時の解像度

モノクロプリントの解像度は、600dpiに固定されています。

カラー時の解像度

カラープリントの解像度は、[300dpi]・[600dpi]から選択できます。カラーの場合は、1ページあたりのファイル容量が大きくなるため、「300dpi」に設定することをおすすめします。

出力用紙

キャンバスを新規作成するときに設定した用紙サイズを選択します。たとえば、A4の横向きにキャンバスを作成した場合は、[A4横]を選択します。
セブン-イレブン店頭では、ここで選択した用紙サイズでプリントされます。店頭で他のサイズに変更できません。

実寸で出力

キャンバスを新規作成するときに設定した用紙サイズと等倍になるように、プリントする設定です。
作品の解像度が600DPI以外の場合、解像度を変更してプリントされます。
解像度が150DPI・300DPI・600DPIの作品をモノクロプリントする場合、この項目を選択すると、トーン(点や線が定期的に並んだ模様)などのモアレを防げます。

拡大・縮小時に発生するレイヤー同士の隙間を軽減する

プリントサイズを拡大や縮小した場合、レイヤー同士に隙間ができる現象が発生することがあります。チェックボックスをオンにすると、この隙間を軽減し、よりきれいにプリントできます。
ただし、トーン(点や線が定期的に並んだ模様)が含まれている場合は、モアレが発生しやすくなるため、オフにしてください。
3. CLIPプリント用データとと出力確認用データの設定
続いて、[CLIPプリント用データと出力確認用データの出力先]を設定します。

ベースフォルダ名

データを保存するフォルダ名を入力します。任意のフォルダ名を入力してください。ここで入力したフォルダ名は、プリントサービス用のファイル(拡張子:CWP)のファイル名にもなります。

出力先フォルダ

データを保存する場所を設定します。デスクトップなど、わかりやすい場所にすると、すぐに確認できて便利です。
4. 容量オーバー時の処理の設定
続いて、[容量オーバー時の処理]を設定します。
CLIPプリントサービスでは、サーバーにアップするときに、ファイルサイズを圧縮して小さくします。それでも、1ファイルあたりの容量が、2MBを超えてしまった場合は、作品が分割された状態でプリントされます。
ここでは、ファイルを圧縮する方法を選択します。おすすめの設定は下記の通りです。

モノクロ時

モノクロ(白黒)で印刷する場合、[G4圧縮で1ページを複数ファイルに分割する]がおすすめです。

カラー時

[JPEG圧縮で制限容量に収まるまで品質を下げる]がおすすめです。

以上の設定が終了したら[OK]をクリックして、プリントサービス用ファイルを出力します。
5. プリントサービス用ファイルを出力
プリントサービス用ファイルの作成が完了すると、確認のメッセージが表示されます。
[OK]をクリックすると、IllustStudioでプリントサービス用ファイル(拡張子:CWP)の出力は完了です。
6. 出力後のデータを確認
[出力先フォルダ]で設定した場所に、[ベースフォルダ名]で設定した名前のフォルダが作成されます。そのフォルダ内にプリントサービス用のファイル(拡張子:CWP)が出力されます。

続いて、作成したプリントサービス用ファイル(拡張子:CWP)をアップロードします。
[CWPファイルをアップロードしてプリント出力]をクリックしてください。
POINT
プリントサービス用のファイルは、あとからアップロードすることもできます。
あとからアップロードする場合は、「プリントするファイルのアップロード」画面の[CWPファイルをアップロードしてプリント出力]ボタンをクリックして、アップロードしてください。